可動間仕切り壁
特許第6283863号 取得済
レールに縛られない、
空間を自在に仕切る発想。
空間の使い方を、もっと自由に。
必要なときに、必要な場所で、柔軟に仕切る。
建築の可能性を広げる、新しい間仕切りのかたちです。
従来品への課題

間仕切り壁を引戸のように直線的に移動させたい場合
床や天井にレールが必要となり、間仕切り壁の移動がレール内に制限される。
レールの存在そのものが空間を隔てる境界として目立ってしまい、壁ではなく建具の一部に見えてしまいがちである。
間仕切り壁にレールを設けずガイドピンによる支持とした場合
ガイドピンからガイドピンへの連続的で円滑な移動が出来なかったり、ガイドピンの凸部分が歩行上の障害となる。
発明と簡単な概要とその効果
レールをなくし、動かす・回す・方向を変える。
床と天井はレールを排除し、ヒンジ機能を兼用したガイドピンを一定間隔で設ける。
隣接するガイドピンを跨ぐように間仕切り壁を移動させる事で、
引戸のような直線移動と開戸のような回転・方向転換が可能である。
床付ガイドピン(又は天井付ガイドピン)は、間仕切り壁の干渉時以外では
突出を抑える事ができ、歩行時の突出による障害についても配慮可能である。
図面説明
図A~図Dは、間仕切り壁本体が立設姿勢を保って自在に水平移動される状況を示した俯瞰図及び平面図。
- 間仕切り壁本体は直線移動及び回転・方向転換を行う事で、例えば図Aから図B、図C、図Dといった順路に沿って連続的な移動ができる。
- 間仕切り壁本体は各図に示すガイドピンどうしの区間内に沿って、その他の順路であっても自在な移動できる。
図E~Iは、間仕切り壁本体・天井付ガイドピン・床付ガイドピンの詳細を示した各図(俯瞰図・側面図・分解図・断面図)。
- 床付ガイドピンにはコイルスプリングが組み込まれており(図G)、人の足やキャスターが上から押された状態では床面付近まで低くなるが、間仕切り壁本体の中では床側ガイドレールより高い位置で係合された状態となる。
- 間仕切り壁本体の床側ガイドレール及び天井側ガイドレールの範囲内では、床付ガイドピン及び天井付ガイドピンが係合され、立設姿勢を保ったまま直線移動及び回転・方向転換できる。
- 間仕切り壁本体を直線移動する際に、床付ガイドピンどうしの離隔(L1)が床側ガイドレールの長さ(L2)未満に確保されていれば、隣接する床付ガイドピンが常に床側ガイドレールに係合された状態を常に保つ事ができる(図I)。
天井付ガイドピンどうしの離隔(L1)についても天井側ガイドレールの長さ(L3)未満である(図I)。 - 床付ガイドピンと天井付ガイドピンは垂直方向に同一配置であり、床付ガイドピン及び天井付ガイドピンが上下1箇所のみ係合された状態では、間仕切り壁本体はヒンジにより回転できる。
