梁受金物
特許第6818399号 取得済
強さと、
しなやかさをひとつに。
長いスパンの木造梁にかかる荷重を効率よく分散。
梁のたわみや接合部への負担を抑え、
安定した構造を実現します。

従来品への課題

木造梁の接合部で木材どうしの欠き込み欠損を少なくする目的での梁受金物は、ビス止めやピン止め等による金物工法が多数用いられている。
しかし、集中荷重がかかる直下に支え柱が無い場合では木造梁のスパン増大(図DのL1)と共に撓みも増大し(図Eのδ1)、接合部付近での曲げ剛性の脆弱さ低減をあまり期待出来ない。
発明と簡単な概要とその効果
荷重を分散し、梁を支える。
スパンが比較的長い梁で、梁中央部付近での集中荷重に対して直下に支え柱が無い場合には、主部を経由した上で両側の支持部に効率的に荷重分散させる。
主部は鉄等の材質によるもので、木造大梁に代わって曲げ剛性を負担する為に高さ方向を囲う形状をしている。
これにより梁受金物両側の支持部に一定の離隔距離(図F・図GのL2)が設定され、接合部付近での撓みや欠損抑制に役立つ梁受金物ができる。
※本ページ内下部に図面掲載しております
図面説明
- 図A・図Bは木造大梁と集中荷重(柱や小梁)との接合部に梁受金物を設置した斜視図。
- 図Cは梁受金物を分解して見た斜視図。
- 図D・図Eは梁受金物を設けない従来技術での梁接合部の正面図及び撓みのモデル。
- 図F・図Gは梁受金物を設けた梁接合部の正面図及び撓みのモデル(撓み防止材無)。
図Eでの支柱による集中荷重Pに対して、図Gでは集中荷重が支持部(P/2)に分散され、L2区間内での撓み抑制(δ2)を望むものである。 - 図H・図Iは梁受金物を設けた梁接合部の正面図及び撓みのモデル(撓み防止材有)。
・図Gでの集中荷重の伝達は主部のみであるが、図Iでは撓み防止材が楔(くさび)の役目による拘束効果が加わり、L2区間内での更なる撓み抑制(δ3)を望むものである。